こじろう１１７

昨日の　「こじろう１１７」・・・『お通し』　は高い？？？・・・で、　「居酒屋など

で出される　『お通し』　は　“席料”　のようなもの？」　という件に触れたば

かりだ・・・が。

さて昨日の某紙　「入場券なぜか売れる名古屋駅　専用券売機まで設置」

というタイトルの記事の内容は、


・・・・・・・改札内で旅立つ人の見送りや出迎えのために必要な駅の入場券。

　　　　　ＪＲ東海の名古屋駅には、ＪＲ６社で唯一、入場券の専用券売機が

　　　　　ある。同社によると、継続的に売れており、撤去の予定は無いとい

　　　　　う。人気の理由は――。

　　　　　ＪＲ名古屋駅の新幹線南口。精算所の脇に　「入場券専用券売機」

　　　　　が１台だけ設置されている。昼時、サラリーマン風の客が１４０円の

　　　　　入場券を求めて次々に訪れる。駅近くに勤めるという会社員は　「ホ

　　　　　ームで　『きしめん』　を食べるため」　と打ち明けた。

　　　　　新幹線と在来線のホームにある立ち食いのきしめん店　「住よし」　。

　　　　　名古屋を訪れたタレントらにテレビで絶賛された。多いときで、１日

　　　　　１２００食が売れるという。　「かき揚げ入りきしめん」　（税込み５００

　　　　　円）が名物だ。

　　　　　在来線のホームにある飲食店　「かきつばた」　には、常連客が訪

　　　　　れる。名古屋ではなじみの薄いビール風味の　「ホッピー」　を販売。

　　　　　朝７時から焼酎とホッピーのセット　（同３９０円）　を楽しめる。おで

　　　　　んは１品１００円からで、　「おいしい」　「安い」　とインターネットの

　　　　　ブログで評判を呼ぶ。経営するＪＲ東海の子会社は　「常連のお客

　　　　　さんは、入場券代を席料と割り切っているみたいです」。

　　　　　ＪＲ東海によると、入場券の有効時間は購入から２時間。客の平均

　　　　　滞在時間は１時間で、　「ちょっと１杯」　には十分な時間だ・・・・・・


というものである。

昨今は東京駅や品川駅の　「駅ナカ」　のように、改札内でもそれなりに結

構な飲食や買い物ができるところが人気だが、そういったハイカラな店構え

でなくても、従来からの　「ホームで立って食べるソバやうどんのファン」　は

まだまだ健在のようだ。

そういえば以前、あるＴＶ番組の中で、　「世の中の　『おいしいもの』　は既

にほとんど食べ尽くした」　と豪語する自称？美食家が、　「今、私が一番　

『うまい』　と思うのは、△△駅のホームで食べる　『立ち食いソバ』　です」

などと言っているのを見たことがある。いわゆる　“駅弁”　についてもいえ

るが、同じものでも　「列車の中」　とか　「駅のホーム」　などで食べる方が

たしかにワクワクしたり？、楽しくておいしい、というのはなんとなくわかる。

それゆえ、　「列車や電車に乗る用事は全くなく、一種の　“席料”　のよう

な感覚でわざわざ　『入場券』　を買ってでも駅構内　（改札内）　で・・」　と

いうのもあながち不自然ではない、かもしれない。


一度でいいから　「駅のホーム」
でソバやうどんを食べてみたい
！？　　　　　　　　　　　こじろう