2010年06月14日

賠償請求 “1800万円”!!!(その2)

昨日の 「こじろう117」・・・賠償請求 “1800万円”!!!(その1)・・・ の続きである。

「甲子園球場の客席でプロ野球の試合を応援中、男性にメガホンで頭を殴打され、後遺症

などが残ったとして大阪市の女性が男性を相手に約1800万円の損害賠償を求めた訴訟

の判決で、大阪地裁は男性に約24万円の支払いを命じた」 というのが今回のテーマの

元となった報道内容である。

昨日はこれに関して 「本来 “興奮の渦の中” にあるプロ野球の (しかも熱狂的な阪

神ファンによる) 応援中、メガホンが誰彼なく触れることはその応援席にいる人にとって

はあらかじめ想定される、あるいは覚悟すべきものであり、偶然メガホンが頭に当たった

というような状況で損害賠償請求がなされるとすれば、おちおちスタジアム等で興奮しな

がらプロスポーツなどを観戦・応援できないのではないか」 という趣旨のことを述べた。

そのこと自体については特に考えを改めるつもりはないが、今日はこの事件をまた別の

観点で検討せざるをえないことになった。というのもその後、別の報道機関によるこの件

についての記事で、「当事者の男性と女性はそれぞれの勤務先が取引関係にあり、当日

はそれぞれ同僚を連れ7~8人で観戦していた」 という事実がわかったからである。

一口に 「取引関係」 といってもその形態はさまざまであり、双方が対等の関係にある

のかそうでないのかなどによって今回の人間関係がどのようなものであるかも異なってく

るが、いずれにせよ当事者同士はもともと顔なじみであったということはたしからしい。

となれば偶然メガホンが女性の頭に触れたというよりも、男性が “悪ふざけ的” に、

あるいは “軽いノリ” で女性の頭をメガホンで故意にたたいた、という新たな可能性

も生じてくるのである。

そうなるとたとえ男性側に 「危害を加える」 とか 「嫌な思いをさせる」 という明確

な意図がなかったとしても、女性の側に 「故意による行為で被害に遭った」 と解釈

されて全く不思議なことではなく、1800万円という金額はともかくとしても、肉体的

精神的苦痛を被ったことに対する損害賠償を請求するのもそれほど的外れな行為と

はいえなくなるだろう。もしかするとさらなる背景として、たとえば取引関係上男性

側がもともと優位な立場にあり、この日もそういうことを振りかざして女性側をバカ

にした行為がなされたということも十分に考えられる。

昨今、特にTV番組などで 「悪ふざけの度合いが過ぎる」 とか 「軽いノリで安易に

他人の頭をたたく」 というような場面を目にして不快になることが多く、懸念される

風潮だと感じることがあるが、そのあたりのことと今回の事件の本質との関連などに

ついては明日の 「こじろう117」 で考えることにしたい。


飼い主にとっては 「軽いノリ」 で
あっても、「自分にとっては極めて深
刻な問題である」 と感じることが多
く存在する!?      こじろう賠償請求 “1800万円”!!!(その2)







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Posted by こじろう117 at 00:42│Comments(2)ペット
この記事へのコメント
こんばんは。

 コメントを頂いていながら、慣れない承認設定をしていたために、お返事が遅れて申し訳ありませんでした。
 お詫びいたします。<(_ _)>

 
Posted by ちよみちよみ at 2010年06月14日 20:49
<ちよみ> さん こんばんは。
これからも楽しみにして読ませていただきます。
よろしくお願いいたします。
Posted by こじろう117こじろう117 at 2010年06月14日 23:25
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