2022年06月26日

『常識レベル』 がわかってしまう???

発する “ほんの一言” で、その人の 「常識レベル」 が知れてしまった

り品性などを悟られてしまうことがある。

先日、デパートで 「全国銘品展」 的な催事があり、暇にまかせてノコノ

コと足を延ばした時のこと。日曜日の昼頃ということもあってその特設会

場は老若男女でごった返しており、それぞれの “銘店” のコーナーでは

商品を買い求めたり、精算のための長い行列ができたりと、どこが通路

かもわからないような混雑ぶりだった。

そんななか全国的に有名なパティシエのいる洋菓子店のコーナーでケー

キなどが並んでいるショーケースの中を眺めていると、突然背後から 「あ

のう、通れないんですけど」 という少々キツイ?口調の声が耳に入った。

あわてて振り返ると、ベビーカーに乳児を乗せた若い女性が少しこちらを

にらむようにして見ていたので、 「ああ、すみません」 といってすぐ道を

あけた。その後もその女性はベビーカーを押しながら大変な混雑のなか

同じようなことを繰り返し (言い) ながら前に進んでいった。

たしかにショーケースを眺めていただけだが自分が、その女性 (および

ベビーカー) にとって行く手をふさぐ、つまりジャマになっていたことは事

実であり、だからこそ素直に “お詫びの一言” も添えてすぐ道をあけた

のだが、よくよく考えてみると、何か釈然としない思いが残ってしまう。

まず第一に 「通路をふさいでいた」 といっても、もともとそこはその時

の混雑状況からして 「通路といっても通路でないようなもの」 であるこ

とはその場にいたら誰でもわかること。そういうところでは前に進むにも 

「人と人との間を縫うように」 せざるをえない、つまり自分の望むように

まっすぐに進むのは極めて困難であると承知し、覚悟するのが普通。ま

して一人がやっとの思いで抜けていけるような状態のなかベビーカーを

押していくのは (周囲にとっても) 本当に大変なこと。

したがってそういう状況下で道をあけてほしいと思ったとしたら、それは 

「あのう、通れないんですけど」 という非難めいた口調でなく、 「すみま

せん、前をあけてくれませんか」 とお願いするのがふさわしいのではな

いか。たった一言で、しかも同じ内容のことを意味するのにも、何かそ

の言葉を発した人の 「常識レベル」 が知れてしまうことになる場面か

もしれない。

少し話は逸れるが、そのような大変な混雑で周囲の人たちがみんな前

を向いて歩いていないような状況でベビーカーに乳児を乗せグイグイと

進んでいくのもいかがなものか。もし誰かが偶然、勢いよくベビーカー

にぶつかってきたりでもしたら危険であるし、そのこどもにとっても公

園などの緑の中をゆっくり散歩するのとは異なり、極めてザワザワした

なかで決して快適で楽しい空間、時間であるとはいえないだろう。

話を元に戻すと、日常のたった一言でもそれが何気ない場面であれば

あるほど、その人の本性や品性、人格が垣間見えてしまう。


飼い主を無視して前にグイグイ進んで
いきたいのを必死で我慢することがよ
くある!?            こじろう『常識レベル』 がわかってしまう???


同じカテゴリー(ペット)の記事画像
『K亭 (スープカレー) 』!!!
『さわ天』!!!
『K亭 (青のりのクリームパスタ) 』!!!
『ベーグルの店もぐ』!!!
『うどん たかの 駅前店』!!!
『K亭 (ホタルイカのスパゲティ) 』!!!
同じカテゴリー(ペット)の記事
 『K亭 (スープカレー) 』!!! (2024-05-12 00:03)
 『さわ天』!!! (2024-05-11 00:03)
 『K亭 (青のりのクリームパスタ) 』!!! (2024-05-10 00:03)
 『ベーグルの店もぐ』!!! (2024-05-09 00:03)
 『うどん たかの 駅前店』!!! (2024-05-08 00:03)
 『K亭 (ホタルイカのスパゲティ) 』!!! (2024-05-07 00:03)

Posted by こじろう117 at 00:03│Comments(0)ペット
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。