こじろう１１７

“老害”　　というスラングをさまざまなところで耳にするようになったのは

おそらく３０年くらい前からだと思うが、それに関する昨日の某紙　「梅

沢富美男、世間に　“老害”　と呼ばれても寛容　『思いっきり言ってほし

いね』　」　というタイトルの記事の内容は、


・・・・・・・先日放送　『あちこちオードリー』　に、梅沢富美男が出演。キ

　　　　　　ツく注意をすればすぐに　「老害」　と揶揄されてしまう昨今の

　　　　　　風潮に梅沢らしい持論を展開した。

　　　　　　大衆演劇のスターとして大活躍していた梅沢は2008年にワイ

　　　　　　ドショー　『ミヤネ屋』　のコメンテーターとしてテレビに本格進

　　　　　　出。その後は昭和の頑固おやじを彷彿とさせる毒舌説教キャ

　　　　　　ラが確立している。

　　　　　　コンプライアンスを重視する昨今、テレビ番組でも歯に衣着せ

　　　　　　ぬ発言を繰り返してきた梅沢は　「　（時代は）　変わったね。

　　　　　　言葉遣いっていうか切り取り方がさ…」　と吐露していく。

　　　　　　ここから昨今の風潮を無視するいつもの梅沢節が炸裂。

　　　　　　「番組見てもしねぇのに言葉だけで切り取ってネットでガァガァ

　　　　　　ガァガァ言うじゃん。俺は全然気にもしないけどね。どうせアイ

　　　　　　ツらなんてたいしたこと勉強もしねぇでただパン食って書いて

　　　　　　るだけだろうから」　とヒートアップ。

　　　　　　オードリー・若林正恭は　「いま言う人いるんだ、そのまんま。

　　　　　　俺も思ってるけど言わないっすよ」　と爆笑。梅沢は　「いやい

　　　　　　や、言ってやったほうがいいと思うよ。番組見て言えよ」　と主

　　　　　　張を曲げなかった。

　　　　　　こういった発言で　「だいぶ炎上してたよ、昔。バカジジイとか

　　　　　　老害とか死ねとかいっぱい書いてあったよ」　と憤る梅沢。

　　　　　　しかし若林が　「老害って傷つきませんか？」　と質問すると

　　　　　　梅沢は一転　「全然うれしいね。目一杯言ってほしいね、思い

　　　　　　っきり言ってほしいね。気にしないし」　と明かす。この態度に

　　　　　　若林は　「ちょっとM体質もあったりするのかな？」　と笑った。

　　　　　　ちなみにその際　「老害」　と指摘されたのはマネジャーと2人

　　　　　　でファーストフードで40人分のハンバーガーやチキンなどを買

　　　　　　い込んだとき　「食べていきますか？」　と聞かれたため腹を

　　　　　　立て、店員と店長に説教した…というエピソードを披露したと

　　　　　　きのこと。

　　　　　　梅沢の　「この量を2人でその場で食べるわけがないのでわざ

　　　　　　わざ確認するな」　との主張はもっともだが、同時に老害と指

　　　　　　摘されるテンプレートのようなやり取りだった。

　　　　　　視聴者は　「老害っていうか老害ポジションを見事に築いたよ

　　　　　　なぁ」　「老害がウレシイって器の大きさ感じるな」　「老害がウ

　　　　　　レシイってスゴいな〜」　とそんな梅沢を称賛する声が目立っ

　　　　　　ている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

上記記事にある　「ファストフード店でのエピソード」　は３５年ほど前に

いろいろなところでいろいろな人から盛んに耳にしたもの。彼自身の

経験によるものではない　（つまり作り話）　の可能性が高そうだが、

いずれにせよ　「器が大きい」　というよりも梅沢富美男自身の最大

のウリがその　“老害キャラ”　であるだけに、当人が　「　“老害”　だと

言ってほしい」　のはむしろあたりまえ、のハズ。

ところで　「老害」　といえば、現在、その最高峰にあるのが　「アホー

（アソー）　タロー」　。あの　「老害絶対チャンピオン」　だった今は亡

き　（とはいえ、まだしぶとく生きている）　　「シンキロー　（ことモリヨ

シロー）　」　の後を継ぎ、どこまで国民に災禍をもたらすつもりなの

か・・・。


自身は　“老害”　とは無縁、だと思って
いる！？　　　　　　　　　　　　　こじろう