こじろう１１７

「飛ぶ鳥を落とす勢い」　で抜群の人気を誇っていても、次第に飽きられいつの

間にか世間に忘れ去られる・・・という例は枚挙にいとまがないが、そこで昨日

の某紙　「2018年はTV出演たった４本…ゆるキャラ　『ふなっしー』　は今」　と

いうタイトルの記事の内容は、


・・・・・・・「ゆるキャラブーム」　を牽引してきた船橋市非公認人気キャラクター・

　　　　　梨の妖精ふなっしーをテレビで見なくなって久しいが、先日の　「しゃべ

　　　　　くり００７×深イイ話」　に登場した。

　　　　　２０１３年　「スッキリ！！」　に出演した際、司会の加藤浩次と相撲をとり、

　　　　　加藤に豪快に投げ飛ばされたのがきっかけで一躍ブームに。翌年１０２

　　　　　本の番組に出演、ＣＭ１８社、グッズの売り上げは８億６８００万円。経済

　　　　　効果は８０００億円ともいわれたが、１８年のテレビ出演はわずか４本。

　　　　　「タレント志望ではなかった」　し　「体力的にキツくなってきた」　と出なく

　　　　　なった理由を語ったが、今でも　「梨フェス」　などの単独イベントにファン

　　　　　が殺到し、グッズショップにも長蛇の列ができる人気ぶり。　「ご当地キャ

　　　　　ラ初の単独武道館公演」　も成功、全国ツアーや世界進出も果たした。

　　　　　全盛期の年収は７億円とのウワサもあった。現在の収入は最盛期と比

　　　　　べて減ったものの貯金額は　「梨１００万個」　。　「１個１００円として１億

　　　　　？」　とツッコまれても否定はせず。それでも今も船橋在住。住まいは１

　　　　　　ＬＤＫ６０平方メートルの賃貸と相変わらず、つましい。

　　　　　　「テレビは拘束時間が長く、効率がいいとは言えません。おまけにいい

　　　　　　時はオファーが殺到してもすぐに飽きられる。スポイルされる前にテレ

　　　　　　ビを捨てたふなっしーはクレバーです」　（テレビウオッチャー）

　　　　　　東日本大震災の被災者を元気づけるために誕生したふなっしーは寄

　　　　　　付活動も継続。テレビで稼げればいいと思っているタレントは見習った

　　　　　　ら！？・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

未だにその　「正体」　や　「中に入っている人は一人なのか」　などがよくわから

ないとはいえ、従来の　「ご当地　（ゆる）　キャラ」　のイメージを大きく変え、しっ

かりとその 　「爪痕」　を残した　「ふなっしー」　。たしかに最近テレビなどで見か

けることはほとんどないが、その活躍は十二分に長続きした方、　「ごくろうさまで

した」　とねぎらうのが筋だ。

まあ　「スポイルされる前にテレビを捨てた」　というのも　「ふなっしー」　らしい

が、さしたる芸や特技もないままにとりあえずテレビに出まくる連中はよく見習っ

た方がいい。


「ゆるキャラ」　になりたいと思った
ことは一度もない！？　　　こじろう