2018年02月09日

『あたりまえ』 か???

企画としてはたしかにオモシロいが、そもそもその中身 (比較) 自体にムリが

ある・・・といったアンケートの類、特に当世流行の 「△△総選挙」 は少なくない。

そこで昨日の某紙 「歴代最高投手総選挙1位の金田氏 『あたりまえだろうが

!』 」 というタイトルの記事の内容は、


・・・・・・テレビ朝日が先月 「プロ野球総選挙」 という番組を放送、その結果は

    投手部門の1位が今春、MLB・エンゼルスへの入団が決まった大谷翔平。

    打者部門の1位がイチローだったが、これに対して往年のファンから異論

    が続出している。

    そこで本誌は、1000人を対象に愛読者アンケートや読者への聞き込み調

    査を実施。その結果、選ばれたのはテレビ番組とはまったく違ったメンバー

    だった。

    投手部門の1位は 「カネやん」 こと金田正一 (242票) 。プロ野球史上

    唯一の400勝投手だけに 「14年連続20勝なんて、ありえない数字」 (69・

    元メーカー) とファンも納得の様子。本人に結果を伝えると開口一番 「あ

    たり前だろうが!」 と言いつつ得意満面。

    「400勝とかではなく、技術、考え方、鍛え方、体のケアと、何をとってもワシ

    の右に出るヤツはおらん。少しでもバッターの近くで投げるために、上体で

    はなく下半身で投げていた。長嶋が “打とうとしたらボールが消えた” と言

    っていたが、ボールが下から浮き上がってくるんだから打てっこないよ。鉄

    腕だかなんだか知らないが稲尾なんかと比べちゃいけません。大谷? テレ

    ビはシャレでやってるんだから真に受けちゃいかんよ」

    とはいえ2位の稲尾 (元西鉄・98票) が残した印象も鮮烈。1958年に巨人

    と対戦した日本シリーズでは7試合中6試合に登板。6、7戦は連投でいずれ

    も完投勝利をあげ、3連敗の後の4連勝という逆転劇を果たした。82歳の往

    年のファンが言う。

    「1961年には78試合に登板して42勝。若いファンには想像もできない数字

    でしょ? 酷使がたたって選手寿命は短かったけど、今でも脳裏に焼きつい

    ている」

    巨人の名遊撃手としてV9に貢献し監督としてもヤクルト、西武を日本一に導

    いた広岡達朗氏も 「大谷がスピードボールを投げるといっても金田や稲尾は

    速いだけじゃなくコントロールもあった。先発完投して連投もしたんだから、今

    の過保護なピッチャーと一緒にしてもらいたくない」 とピシャリ。

    3位の江川卓 (巨人・84票) には 「高校時代が一番すごかった」 との声が

    多数。

    「甲子園の江川だけだよ本当の 『怪物』 は。なにしろバットにボールが当たら

    ないんだから。バントさえできないような速球なんて大谷にだって投げられない

    よ。高校からそのままプロに入っていれば、300勝はしたと思う」 (65・自営業)

    5位・江夏豊 (69票) の奇跡を、デイリースポーツ元編集局長が振り返る。

    「1971年のオールスターで記録した 『9者連続三振』 はもちろんですが、プロ

    2年目の1968年9月17日の阪神・巨人戦も忘れられない。稲尾が持っていたシ

    ーズン三振記録に並ぶ353個目を王から奪い、その後あえて打たせて取るピッ

    チングをして1巡した後に王から新記録となる三振を奪った。これぞミラクル」

    先日亡くなった星野仙一 (6位・51票) 、 「ザトペック投法」 の村山実 (14

    位・17票) などもONの好敵手として記憶に残る投手たちだ。11位ながら、元

    南海のエース、杉浦忠 (22票) の名前を挙げたパ・リーグファンも・・・・・・・


というものである。

「世代を超えたランキング・・・」 。たしかにその中には夢やロマンは満載だが、そも

そも 「時代背景」 や 「取り巻く環境」 「対戦相手」 などすべて異なり、まさに違っ

た土俵の上で行われているバーチャルな相撲の試合のようなもの。その結果を真剣

に分析・検討し、ましてそれに一喜一憂などするのは全くのナンセンス、と考える向

きは少なくないだろう。

カネやんこと 「金田氏」 については、これまでも 「ワシの全盛期は優に (球速は) 

180キロ以上は出ていた」 などという 「大ボラ」 を吹きまくってきたが、 「ホラ」 

として聞くぶんにはオモシロいし、それ以上に 「老い先の短い 『ボケ爺さん』 の

いうことだから 『その通りですね』 『凄いですね』 などと、無条件に相槌を打つ」

のが、まあ礼儀というもの。

その時代のなかで最高、一流ならばそれで十分。世代を超えて比較された結果に

異論をはさむ余地・・・は、そもそも存在しない。


「ペット総選挙」 なる企画に目を向ける
つもりは毛頭ない!?      こじろう『あたりまえ』 か???









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Posted by こじろう117 at 00:03│Comments(0)ペット
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