こじろう１１７

「亭主関白」　などという言い方が一般的に通用したのは、せいぜい昭

和の時代まで。現代の男女の関係においては、いろいろな意味で　「女

性優位」　であるのが普通であり、またその方が好ましい面が多々ある

のは言うまでもない。

さて昨日の某紙　「　『俺の説明ついてこれてる？』　上から目線すぎる　

『俺様彼氏』　『俺様男子』　の発言」　というタイトルの記事の内容は、


・・・・・・・「ちょっと強引で俺様な人にきゅんとする！・・・」　なんて女性、

　　　　　けっこう多いのでは。しかし実際にお付合いしてみると、彼の

　　　　　発言にイラッとしてしまうことも多々あるよう……。今回は女性

　　　　　読者に　「上から目線すぎる彼氏の発言にイラッとしたこと」　を

　　　　　聞いてみた。

　　　　　●　「味なんてわかんないよな？」

　　　　　「ちょっといいレストランに連れて行ってくれ、一通り食事した後

　　　　　に　『お前にはこんなにいいもの食べさせても味なんてわかん

　　　　　ないよな』　と一言。たしかにファストフードでも安い定食でも、

　　　　　高級フランス料理でも全部『美味しい！』　って言うけど、いくら

　　　　　なんでも酷いと思った」　（福岡・27歳）

　　　　　●　「ちょっと難しすぎたかな？」

　　　　　「彼氏がオススメの小説を貸してくれた。読み終わって簡単な感

　　　　　想を添えて返却したのだけど、　『この話、意味わかった？君に

　　　　　はちょっと難しすぎたかな？』　と鼻で笑われた。一応文学部出

　　　　　身なので意味はわかりました。つまらなかったけど」　（東京・29歳）

　　　　　●　「料理できなさそうだよね」

　　　　　「付き合い始めた頃に　『料理できなさそうだよね』　『自転車乗れ

　　　　　る？』　などと散々小馬鹿にされた。自転車くらい乗れるし料理も

　　　　　どちらかと言えば得意。ムカついたけど彼の自尊心のためにで

　　　　　きないフリをしておきました」　（千葉・26歳）

　　　　　●　「おい、ビール」
　　　
　　　　　「元々Sっ気のある彼氏が同棲した途端に豹変。帰宅したらソファ

　　　　　にドカッと座り　『おい、ビール』　と一言。タバコが切れれば真夜

　　　　　中でも叩き起こされ、近所のコンビニまで買いに行かされてた。

　　　　　DV彼氏のニオイがしたので即お別れしました」　（愛知・31歳）

　　　　　●　「俺の説明ついてこれてる？」

　　　　　「喧嘩になるとすぐに理詰めし始める彼氏。挙げ句の果てに　『こ

　　　　　こまでOK？俺の説明ついてこれてる？』　『俺が言ったこと説明

　　　　　してみて』　『お前って本当に頭が悪いんだな』　などと罵倒され、

　　　　　自尊心をズタズタに傷つけられる。上から目線と言うかなんと言

　　　　　うか……」　（神奈川・29歳）

　　　　　●　「今日なら会えるけど」

　　　　　「こちらが会いたいと言っても会ってくれず、会えるのは彼のほう

　　　　　から　『今日なら会えるけど』　と連絡してきたときだけ。散々自分

　　　　　の予定を優先するくせに、私が　『今日は都合が悪いから会えな

　　　　　い』　と断ると　『せっかく時間を作ったのに』　とグチグチ……。

　　　　　あまりの俺様主義についていけませんでした」　（茨城・24歳）

　　　　　
　　　　　一口に　「俺様彼氏」　と言っても、男らしくて頼もしい人とただの

　　　　　自己中心的な考えしかできない人は全くの別物。もちろんモラハ

　　　　　ラやＤＶは論外だ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

イマドキ、上記のような　「信じられないほどの勘違い　『バカ男』　」　が

実際に存在するとは思えないが、そんな連中の集大成的な　「究極・俺

様男子」　はもちろん、誰もが知っているかの　「ボクちゃん首相」　。国

民の中でも最低ランクの学力や能力、超劣悪人間性であるにもかかわ

らず、すべて祖父母や親の敷いてくれたレールの上でこれ以上ないほ

どのワガママを繰り返し、自ら何の苦労や努力もせずに手に入れた今

の地位を利用して威張り散らしては　「好き放題」　「ヤリタイ放題」　。

（良識派の）　国民にこれでもか、と迷惑をかけ続ける点で、かの　「北

の国」　の指導者とソックリだが、そんな男と　（究極の　「政略」　に基く

とはいえ）　一緒になったものだから、その夫人がいろいろなところで乱

痴気騒ぎを起こしてはヤリタイ放題、周囲の顰蹙を買いまくる・・・のも

当然、というものだ。


「俺様飼い犬」　を目指そうとは基本的に
思わない！？　　　　　　　　　　　こじろう