こじろう１１７

「幼少時から親の権力や庇護のもと一切の苦労もせず、またさしたる

努力もせず、ワガママし放題で周囲に迷惑をかけ続けては欲しいもの

をすべて手に入れようとする」　・・・。つい最近　「前代未聞・空前絶後

の国費ムダ使い解散および総選挙」　を強行した、どこかの国の　「ボ

クちゃん首相」　がその代表格であることは、国際的に衆知　（羞恥？）

の事実だ。

さて昨日の某紙　「大韓航空の副社長、機内サービスを叱り、出発遅

らせる」　というタイトルの記事の内容は、


・・・・・・・大韓航空の 趙顕娥 チョヒョナ 副社長　（４０才）　が同社機

　　　　　に搭乗した際、客室乗務員のサービスを叱責し、出発を遅延

　　　　　させていたことが８日、判明した。

　　　　　聯合ニュースによると、韓国国土交通省は８日、法令違反の

　　　　　有無について調査に乗り出した。

　　　　　同社などによると、趙副社長は米ニューヨークの空港で５日、

　　　　　韓国・ 仁川 に向かう同社機のファーストクラスに搭乗。客室

　　　　　乗務員が袋のままナッツを渡したことに　「なんてサービスを

　　　　　してるの」　と叱責、機内サービスの責任者に降りるように指

　　　　　示した。同社の規定では、乗客の意向を確認後、ナッツを皿

　　　　　に載せて出すように決められていたという。

　　　　　機体は滑走路付近まで移動していたところを引き返し、責任

　　　　　者が降りた後に離陸、仁川到着は１１分遅れた。航空関係者

　　　　　によると通常、乗務員を降ろす権限は機長にあり、趙副社長

　　　　　の　「越権行為」　と批判も出ている。趙副社長は大韓航空を

　　　　　中核とする韓進グループ会長の長女で、航空機の安全サー

　　　　　ビスなどを統括する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

「世襲によりその地位に就く」　。もちろんそれ　（地位）　に見合う実力

を備えていればなんら問題はない。だがそういう場合、　「最初から祖

父母や親によって敷かれたレールにただ乗っていただけで、当人とし

て苦労らしい苦労、修行らしい修行を全く経験せず、ほぼ自動的にそ

の席に座った」　としか思えない、つまり　「この人はもし親や祖父母か

らの継承がなければ本当にこの地位まで登りつけたであろうか、とい

う観点からすれば、残念ながら　“ＹＥＳ”　とは言い難い」　人たちがほ

とんど、のようだ。

件の航空会社の女性副社長も同国有数の大財閥、大企業グループ

総帥の長女として上記の例にもれず、これまで　「超々・お嬢さま」　の

名を欲しいままにして周囲にかける迷惑など全く考慮せず、さぞかし

好き放題、やりたい放題で生きてきたのだろう。国や業種は違えど、

ほぼ同様の人生を歩んできたと容易に推測できるわが国の　「稀代

のワガママ・ボクちゃん首相」　はこの報道を目にして、一体どのよう

な感想を抱くのか興味深い面もあるが、遺憾ながらその本質的な意

味を理解することすら能力的に難しいかもしれない。　「憐れ」　の一

語に尽きる。


「飼い犬ですら、欲しいものをすべて
手にしようとは思わない」　ことを主張
したい！？　　　　　　　　　　　こじろう