こじろう１１７

社会におけるあらゆる分野で女性が大活躍する時代となって久しいが、そう

言われながら、実際にはまだまだ　「男性優位」　な部分が多々あることを否

定できない。

さて昨日の某紙　「男性が　『女性優先』　で悔しいこと」　というタイトルの記

事の内容は、


・・・・・・・・・男性上司が女性部下に向かって　「女だてらに・・・」　なんて言った

　　　　　　　ら今の時代、一発アウトで即退場。男尊女卑の考えは過去の悪習

　　　　　　　として誰もが認識しているところだ。ところが、やっぱり完全なる男

　　　　　　　女公平というのは難しいようで、あちらを立てればこちらが立たず。

　　　　　　　男性からの　「女性優先現象」　についての　“恨み節”　を紹介す

　　　　　　　る。

　　　　　　　
　　　　　　　【正直、羨ましい？】

　　　　　　　　・居酒屋で女子会プランがあること　（23才／大学院生）
　　　　　　　　
　　　　　　　　

　　　　　　　　・食べ放題や飲み放題で女性のほうが無条件で値段が安い　（36

　　　　　　　　　才／社会人）

　　　　　　　　・「レディースデー」　は聞くが　「ジェントルメンズデー」　は聞いたこ

　　　　　　　　　とがない　（41才／社会人）

　　　　　　　　・映画館のレディースデーと街コンの料金の差。街コンの料金は倍

　　　　　　　　　近い差があるのが、どうしても解せない　（27才／社会人）

　　　　　　　【オンナだから・・・、オトコでしょ！ の巧みな使い分け】

　　　　　　　　・顔採用がある　（24才／大学院生）

　　　　　　　　・男女平等とよく言うのに、男だから○○をするのは当然だろうと堂々

　　　　　　　　　と言う女性がいる　（27才／大学院生）
　　　　　
　　　　　　　　

　　　　　　　　・「男のくせに」　はよく言われるが「女のくせに」　はタブーであること

　　　　　　　　　（24才／大学院生）

　　　　　　　　・男が弱いとだめと言われるが、女が弱いのは当たり前という風潮

　　　　　　　　　がある　（31才／社会人）

　　　　　　　　・力仕事は絶対男の役割で、それができなかったらすごい見下して

　　　　　　　　　くる　（25才／社会人）

　　　　　　　　・男女平等とはよく言うが、実際には平等になっていない。　「男性だ

　　　　　　　　　からやってよ」　と頼まれる　（34才／社会人）

　　　　　　　　・男性チックな女性は　「ボーイッシュ」　とされ好意的な面もあるが、

　　　　　　　　　その逆はあり得ない　（21才／大学生）

　　　　　　　【女性は許される？】

　　　　　　　　・女性の失敗は笑って片付けられること　（22才／大学生）

　　　　　　　　・女性のほうが強く怒られない傾向にある　（22才／大学生）

　　　　　　　　・若い女性は泣けば許されるが、男は泣くと更に怒られる　（37才／

　　　　　　　　　社会人）

　　　　　　　【女性だけ、男性だけ】
　
　　　　　　　　

　　　　　　　　・地域でママさんバレーはあるけど、パパさんバレーはない　（50才

　　　　　　　　　以上／社会人）

　　　　　　　　・専業主夫というと肩身が狭い　（21才／大学生）

　　　　　　　　・ＣＭ女王という言葉はあるが、ＣＭ大王という言葉はない　（34才／

　　　　　　　　　社会人）

　　　　　　　　　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

「現代社会では、あらゆる面で女性が男性に劣る扱いは受けない前提があるの

に、　『女性にだけさらなる特典がある』　のはなんともズルイ・・・」　と嘆く男性諸

氏は少なくないようだ。だがそんなことを愚痴ればなおさら　「男のくせに」　と言

われるのがオチ。

というのも、いくら法整備が進み政府や自治体が声高に訴えたところで、まだま

だ目に見えないところで　「男性優位」　の部分の方が多いのはたしかなこと。細

かなことで四の五の言わずに大きく構えれば、取るに足らないことで僻まず日々

を過ごせる・・・というものだ。


「飼い犬よりも飼い主優位」　の現実
に納得がいかない！？　　　こじろう