こじろう１１７

個人的には、　「針が　（たとえ１本でも）　人の身体に刺さる」　のを

想像しただけでゾッとしてしまうほど・・・だが。

さて昨日の某紙　「女性の頭にハリネズミ落下、２７０本の針刺さる」

というタイトルの記事の内容は、


・・・・・・・・　ブラジルのリオデジャネイロで、街を歩いていた女性の頭

　　　　　　　にハリネズミが落ちてくる珍事があり、女性は２７０本もの

　　　　　　　針が頭に刺さって病院に運ばれた。ハリネズミは、そのま

　　　　　　　ま逃走した。地元テレビ局グローボが１７日、伝えた。

　　　　　　　報道によると、被害にあったのは地元の主婦サンドラ・ナ

　　　　　　　ブコさん。リオの市街地では、エサを求めて山から出てき

　　　　　　　たとみられるハリネズミの姿がしばしば目撃されていると

　　　　　　　いい、今回はその一匹が、電線をつたって移動中に落ち

　　　　　　　てしまったようだ。

　　　　　　　ナブコさんは針を抜く治療が痛かったと嘆きながら、　「お

　　　　　　　年寄りや子供の頭に落ちてきたら、こんなけがではすまな

　　　　　　　かったでしょう。でも、私の頭がクッションになってハリネズ

　　　　　　　ミの命を救えたならうれしい」　と話している・・・・・・・・・・・・


というものである。

「身体に針があるから　『ハリネズミ』　と呼ぶ」　ことは誰でも知ってい

るが、その針が日常、　「外を歩いていて人の身体、それも頭に刺さ

る」　などというのを想像することはあまりないだろう。またその原因

を作ったハリネズミがその後　「逃走した」　という表現もなかなか楽

しい？が、さらには自らの頭に３００本近い針を刺されながら　「自分

がクッションとなったことで　『ハリネズミを救えて』　うれしい」　という

う女性の奇特さも相当なもの。なんともいえないおかしさだ。

ところで　“リオデジャネイロ”　といえば、言わずと知れた２年後のオ

リンピック開催地。全世界からいつものカーニバル以上にかなりの人

が集まることになるが、　「空からハリネズミが落ちてきて人の頭に針

が刺さらないような対策を全市的にたてる」　とすれば、それはそれ

でいろいろ大変だろう。

（　「こじろう１１７」・・・『生涯　最強の敵』・・・参照）


「　“針”　といえばあの予防△△」　。飼い主と同
様に注射が最も嫌いな！？　　　　　　　　こじろう