2012年11月05日

『期待していない』・・・とはいえ???

一般の消費者にとって、その商品に関して具体的な数値を示されても、 

「そんなものだろう」 程度にしか反応できないものは少なくない。

さて昨日の某紙 「現代自動車、米国で燃費水増し=90万台  消費

者からの苦情で発覚」 というタイトルの記事の内容は、


・・・・・・・・韓国の現代自動車と傘下の起亜自動車は2日、この2年間

      に米国で販売した90万台について、燃費性能の数字を実際

      よりも高く表示していたとして訂正し謝罪した。多数の消費者

      からの苦情を受けて米環境省 (EPA) が独自に調査、発覚

      した。EPAによると、これだけの規模の訂正は初めてという。

      現代自動車の製品の良好な燃費は低価格とともに米国にお

      ける同社躍進の原動力。主力小型セダン 「エラントラ」 の

      燃費性能がトヨタ自動車 「カローラ」 を上回るなど、日本勢

      にとっても脅威となっている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

現在はともかくその昔、自動車のカタログ燃費といえば、特に街なか走行

に関してその表示されている数値の半分も出ればよい方・・・などとディー

ラーの担当者でさえ苦笑いしていたものである。実際、 「数値はその時の

走行状況によって大きく異なりますので、カタログ表示はあくまで参考です」 

と先に書かれてしまえばそれ以上何も言えず、 「そういうものか」 と引き

下がるしかないのが自動車の燃費というものだった。ちなみに上記の某紙

記事にも登場する今なお国民的大衆車の代表ともいえる 「カローラ (ア

クシオ) 」 で行った調査によれば、カタログ燃費20.0㎞/Lに対して街な

か走行の場合が12.1㎞/L、高速道路走行などを含めた平均実燃費が14

.6㎞/Lということなので、現在でも表示の6~7割程度で考えるのが妥当と

いうことのようだ。

ところがそういった曖昧な性質?を有する “燃費” であるにもかかわらず、

実際に多数の苦情を集めたとすれば、現代自動車の 「ごまかし度合いは

相当なものだった」 と推察できる。エコに関心があるのはどこの国民でも同

じ。特に政界一の自動車消費国である米国でいかに多くの車両を販売でき

るかはメーカーとって極めて大きな課題だとも理解できる。だが、今回の不

祥事発覚により現代自動車が今後発売する車両に関してはしばらくの間、

燃費に対する消費者の大きな疑念がつきまとうのは必至で、それにとって

代わる他の強力なメリットを用意する必要に迫られるのは間違いない。

「小手先の 『ごまかし』 で一時的にそれなりのメリットが得られたとしても、

その後それがもとで発生する損失の大きさがその数十倍にも上ってしまう・・

・」 。決して自動車業界にかぎったことではなく、われわれの日常にあふれ

ている話ではないか。


飼い主の自分に対する小手先の 「ごま
かし」 はすぐに見抜ける自信のある!?
                    こじろう『期待していない』・・・とはいえ???



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Posted by こじろう117 at 00:03│Comments(0)ペット
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