2012年11月04日

『カタカナ』 の問題か???

今から3年少し前のこと。日本国民の大半が現政権党の掲げた 「マニフ

ェスト」 の6文字の内容に対する期待感は相当なものだった・・・。

さて昨日の某紙 「自民党は 『マニフェスト』 使わず 『政権公約』 で」

という記事のタイトルの内容は、


・・・・・・・・自民党は1日の総選挙公約検討委員会で、次期衆院選の公約

      は 「マニフェスト」 との名称を使わず 「政権公約」 とすること

      を確認した。民主党が先の衆院選で掲げたマニフェストの目玉

      政策が軒並み修正を余儀なくされていることを念頭に、 「マニ

      フェストという言葉のイメージが地に落ちている」 (甘利明政調

      会長) ことから敬遠した。

      自民党の掲げるキャッチフレーズは 「日本を、取り戻す」 。そ

      れだけに、甘利氏は 「カタカナでごまかさず、政権公約という正

      しく美しい日本語で表現する」 とアピールした・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

「マニフェスト」 という言葉がわが国で一般に使われ始めたのは10年ぐ

らい前のことであるが、たしかにそれまでの 「政権公約」 とか 「選挙

公約」 に比べ、何となく信頼できそう、期待できそうというイメージがあっ

た。だが3年前の現政権発足以来、それが 「約束 (公約) を破るとい

う意味の代名詞」 として、子どもたちの間ですら普通に用いられるよう

になってしまったのは大変嘆かわしい。今般、政権奪取への意気込み

十分な自民党としては、いち早くその呼び方のマイナスイメージから脱

却するとともに、 「ウソツキ民主党」 としての攻撃材料に大いに活用し

ようと考えて当然だろう。

だが、実際に呼び方を元に戻したとして、その当の自民党による旧歴代

政権が 「半世紀以上の長きにわたり、国民が納得するレベルで政権公

約、選挙公約といったものをどれだけ実現および実行してきたか・・・・」

といえば、これ以上ないほどの大きな疑問符をつけざるを得ない。それ

は3年前の総選挙における 「前代未聞、空前絶後の “大惨敗”」 で同

党の関係者自身が身にしみて理解したはずである。

もっとも一般の有権者の側としても、まさに甘利政調会長のいうように、

「カタカナ」 をはじめとする耳新しい?表現に単純に惑わされ、3年前

と同じ過ちを繰り返さないよう、熟考した上で慎重な投票を心がけるべ

き責任があるというものだ。


「犬」 のことを 「イヌ」 と書かれただけで、
大きくそのイメージが変わるとは思えない
!?                  こじろう『カタカナ』 の問題か???







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Posted by こじろう117 at 00:03│Comments(0)ペット
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