「誰にも読めない」 名まえを自分のこどもにつける 「無教養」 「無責任」 極
まりない 「トンデモバカ親」 は後を絶たないようだが、そこで昨日の某紙 「拳
はパンチ、明歩はミント ペットにも 『キラキラ』 ネーム」 というタイトルの記事
の内容は、
・・・・・・「拳」 と書いてパンチ 「雨流」 はウルル。ペットの世界でも 「キラ
キラネーム」 が目立つようになった。動物とはいえ今や家族の一員。
人と動物の距離感はネーミングに影響する。動物命名の今を探って
みると……。
日本を代表する大型犬を育てて42年になる犬舎 「能代幸寿荘」 の
本瀬純一さん (55) は昨年6月、メスの子犬に 「空如亜」 と名付
けた。ん? クゥ、ニョア?
イヤ、これでアショアと読む。正真正銘の血統犬だ。
「当時、ミサイル防衛システムのイージス・アショアが話題になっていて、
ピンときた」 と本瀬さん。犬のアショアはまもなく1歳。不審な相手に牙
をむく攻撃型ではなく、素直で人懐っこい性格に育っているという。
犬はポチ、猫ならミケは今や昔。動物保険会社が契約者の愛犬・愛猫の
名前を調べたところ、ここ数年は 「マロン」 「ココ」 「レオ」 が上位を占
めた。伝統的なポチは315位。ミケに至っては2392位と、絶滅危惧レベル
だ。
「犬猫とも見た目のかわいらしさや毛の色から名前を付ける傾向がある」
と広報の福岡泉希さんは指摘する。
ペット名はひらがなかカタカナと思っていたが、最近はそうでもない。17年
度調査では 「小太郎」 など漢字だけの名前が22%を占めた。励生 (レ
オ) 、志音 (シフォン) 、光音 (ライオン) などキラキラネームも交じる。
「ペット名が人間の名前を追いかけている」
同社の上野歩美さんが7年前から飼う愛犬は 「茶太郎」 という。誕生日
は家族でお祝いし年賀状も連名。ペット連れでホテルに泊まると、ドアには
「茶太郎様」 。 「 『チャタロウ』 ではない。家族だから漢字で 『上野茶
太郎』 じゃないと」
ペット名が多様化する背景にはペットそのものの変化がある。 「犬の場合、
純血化が進み、同時に寿命が延びた」 と石田園長は指摘する。
日本ペットフード協会の調査ではペット犬の9割近くが純血種。ミニチュア・
ダックスフント、チワワなど室内で飼う小型犬が中心。ペット関連サービス
が増え、飼い主が 「うちの子」 の名前を申込書に記入する機会も増えた。
「長く親しめるよう、漢字表記の名前を考えるようになった」
もう一つは日本語の造語力にある。最近はやりの 「太郎」 が付く名前は、
最初の一文字を入れ替えれば 「虎太郎」 や 「梅太郎」 など、さまざまな
バリーションが可能。キラキラ名まで含めれば選択肢はほぼ無限大。名前
が限定される欧米より、ネーミングの余地は格段に広い・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
動物病院などでその名を呼ばれることはたしかにあるが、基本的にはその飼い主
さえ読めればいいのが 「ペット」 の名前。 「ヒト」 の 「キラキラネーム」 と一緒
にして論じるのは全くのナンセンス・・・だが、 「空如亜」 = 「アショア」 や 「光
音」 = 「ライオン」 にはさすがにビックリ。
まあ、どうせ誰も読めないのであれば、いっそのこと 「無恥」 「無知」 「卑怯」 「下
劣」 などと書いて 「シンゾー」 あるいは 「アホータロー」 とでも名付ければ当世、
かなり受けそうだが、そのペットがトンデモナイ 「クズイヌ・クズネコ」 なってしまう覚
悟は必要・・・というものだ。
「こじろう」 という 「ひらがな表記」 の名前
には少し不満がある!? こじろう