『号泣』して『完敗』!!!
年齢を重ねるにつれ、「涙腺が緩んでくる」ということは以前から聞いていた。
それでも自分には「まだまだ先のこと」とタカをくくっていたが、昨日ある映画の
DVDを自宅で観ていたときに「涙ぐむ」どころでなく、「号泣」といってもいいよう
な大量の涙を流してしまうことがあった。
犬や猫を飼っている人は普通そうだと思うが、映画やドラマで感動的なシーンを動
物が演じると、自分のペットと重ねあわせてしまい完璧に感情移入してしまうこと
がある。
今回は自宅だったのでよかったが、一年ほど前、犬が主人公を演ずる映画を劇場で
観たときのこと。100人以上収容できるところに10人くらいしか観客がいなかった
にもかかわらず、クライマックスのところでとめどなく涙があふれ“大声”をあげて泣い
てしまったため、隣で一緒に観ていた家族には心底呆れられてしまい、「もう2度と一緒
に映画は観ない」と宣告されてしまったのである。
犬が出てくる映画やドラマでいかにも泣いてしまいそうなものを観るときに、「今日こそは
絶対に泣かないぞ」とか「所詮は作りものだから」といい聞かせ、心の準備をするように
しているつもりだが、登場する犬たちの迫真の名演技に、結局毎回『完敗』して『号泣』
してしまうなんとも情けない中年なのである。
「犬」が出てくる映画などを観たあとに
飼い主が急に「やさしくなる」ことを不審
がっている!? こじろう
関連記事