ここ1~2日間のテレビのニュース・ワイドショーは、「指名手配中の
容疑者逮捕」一色であったといっても過言ではないほどであるが、
いくら『整形・変装』したとはいえ、「よくもまあ2年半という長きにわた
りこの狭い日本で逃亡生活を続けられたものだ」と不謹慎ながら感心
してしまう。この事件については今後の捜査の進展により、その真相
が徐々に明らかになっていくものと思われるのでこれ以上の言及は避
けるが、まあ毎日次から次へとよくニュースのネタが続くものである。
ところで『逃亡』といえば、今日までにそれをテーマにした小説・映画・
ドラマが多数存在するが、個人的「お気に入りダントツ1位」はなんと
いっても93年のハリソン・フォード主演のアメリカ映画『逃亡者』である。
同名の他映画やテレビドラマもあるが、最初からラストまで一瞬たりと
も眼が離せないスリルの連続は、決して他の追随を許さぬ面白さで満
ちあふれている。
主演H・フォード(逃亡者)はもちろんのこと、この作品でアカデミー助演
男優賞に輝いたトミー・リー・ジョーンズ(追跡者)の演技も秀逸で、とに
かく何度観ても決して飽きないほどである。間違いなく『個人的お気に入
り映画ベスト10』に入る映画であり、まだ観てない方がいたらぜひご鑑賞
いただき、感想をお訊きしたいものである。(ちなみに『逃亡もの』のおすす
めNo.2は「プリズンブレイク・シーズン2」であるが、これは連続ドラマなの
でそれなりの時間と覚悟が必要)
いたずらをして叱られ、『逃亡』することは日常茶飯事
であるが、『逃亡生活』は決してしたくないと言い張る!?
こじろう