『池上線』!!!
大学生の頃、一期上に尊敬してやまない 「ヤマモトさん」 という先輩がいた。
信じられないほどに頭脳明晰かつ博識で温厚、加えて眉目秀麗で芸達者でも
あったため、老若問わず周囲にいるすべての男性が憧れ、あらゆる女性から
愛される・・・タイプの御仁だったが、そんな 「ヤマモトさん」 と一緒にカラオケ
に行くと 「これ曲だけは決して譲らない、他の人には歌わせない」 というもの
があった。
それは何をかくそう、1976年リリースされ 「西島美恵子」 が自ら作曲して
歌った 「池上線」 だ。
「それを聴くと、当時のことが自然と思い出される・・・」 。そんな曲は誰にでも
いくらでもあるものだが、 「ヤマモトさん」 の場合、その沿線に住んでいたわ
けでもなく、どう考えてもまず縁がなさそうな路線なのに、なぜ 「池上線」 をそ
こまで愛し、またそれにこだわりがあったのか・・・。一度その理由を訊いてみた
い気がしつつも、このままずっと触れない方がいいのでは、と悩んでしまう。
飼い犬にも 「聴くと 『アレ』 を思い出す」
曲があると言いたい!? こじろう
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