いわゆる 「デパ地下」 などの “試食コーナー” 。販売員から 「い
かがですか」 と声をかけられ試食品を差し出された際、それがもと
もと買いたいと思っていたものであればともかく、そうでない場合は
「試食だけして (買わずに) 立ち去るのは気が引ける」 と考える人
は少なくないだろう。
さて昨日の某紙 「おいしくなければ返金します・・・ペッパーランチで
『100%ビーフ肉塊ハンバーグ』 返金キャンペーン」 というタイトル
の記事の内容は、
・・・・・・・・ペッパーランチを展開するペッパーフードサービスは、9月
12日から10月31日までの期間限定で、 「100%ビーフ
肉塊ハンバーグ返金キャンペーン」 を全国のペッパーラン
チにて開催する。
「100%ビーフ肉塊ハンバーグ」 は北海道産牛をメインに、
オーストラリア産やニュージーランド産をブレンドしている。
ペッパーランチダイナーや、92's、東京634バーグで先行導
入し、今年4月末からペッパーランチ全国キャンペーンで販
売を開始したところ、人気となった。
このほど実施する 「100%ビーフ肉塊ハンバーグ返金キャ
ンペーン」 は、 "おいしくなければ返品します" をテーマに
展開。同キャンペーンは7月末~1カ月間に直営14店舗で
実施したところ、返金はゼロだったという。これを受け、全国
の店舗を対象に実施する。
キャンペーンは、同商品を購入店舗で食べて満足できなか
った場合、その旨を伝えれば応じられる。セットで注文の場
合は、単品価格分の返金となる。ひとり1回のみの利用で、
返品した人は今後の商品開発の参考のために、アンケート
への協力が必要となる。なお、半分以上食べた場合や、テ
イクアウトの際は返金できない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。
こういった趣旨のキャペーン。それほど珍しくもないようだが、 「 『お
しくないから』 と言って、堂々と返金を求める (求めることのできる)
人が本当にいるのか」 、非常に興味深い。上記の 「ペッパーランチ」
でも前回の試みで実際に返金するケースはゼロだったというが、冒頭
の 「試食だけして、結局その食品を買わないで立ち去る」 よりもさら
に神経が図太くないとなかなかできそうになく、主催者側もそのあたり
を十二分に計算してのことかもしれない。
ところで 「 “肉塊” ハンバーグ」 といういかにもストレート?なネー
ミング。それで食欲が湧く人がいれば、逆にそうでない人もいるだろう。
個人的には後者に属するが、やはり “肉塊” というのは・・・。
飼い主から与えられる 「オヤツ」 が
気に入らないときは 「交換できる」
制度を取り入れてほしい!?
こじろう