こじろう１１７

先日、　「こじろう１１７」・・・お姫さまの　『越権』？？？・・・でも取り上げ、

その後もほぼ連日、世界中のメディアで取りざたされている　「ナッツ・

リターン事件」　だが、やはりその関連で昨日の某紙　「ほとぼり冷めれ

ば副社長にリターン？」　というタイトルの記事の内容は、


・・・・・・・今月５日、ニューヨーク・JFK空港でソウル行きの大韓航空機

　　　　　が滑走路へと移動開始した直後に突然停止した。同便のファ

　　　　　ーストクラスに搭乗していた同社の趙顕娥副社長が航空機内

　　　　　でマカダミアナッツを　「袋のまま」　出され激怒。　 「皿に移し

　　　　　て提供するのがルールでしょ」　と怒鳴りつけ、航空機を急遽

　　　　　搭乗ゲートに引き返させて、サービスの責任者であるチーフ

　　　　　パーサーを飛行機から降ろさせるというドタバタがあったため

　　　　　だ。米国では　「ナッツリターン事件」　と揶揄されている。

　　　　　この40歳の女性副社長は、大韓航空会長兼CEOの長女。そ

　　　　　の　「ワガママお嬢様」　ぶりが、格差が広がり財閥への不満

　　　　　を募らせる韓国国民の怒りに火を付けた。

　　　　　趙副社長は米国の大学でホテル経営学を専攻し、卒業後に

　　　　　大韓航空に入社して31歳で役員に就任した。

　　　　　韓国では彼女はかねてワガママ娘として知られていた。双子

　　　　　を授かった際にはたまたまハワイに転勤、出産直後に韓国へ

　　　　　戻ってきたことが　「子供に米国籍を与えて兵役逃れさせようと

　　　　　している」　と非難されたことがある。

　　　　　今回の事件でも当初は 「サービスの欠点を指摘するのは副社

　　　　　長の仕事」　と強気だったが、それに対し　「航空機内の指揮

　　　　　権は機長にあり、副社長とはいえ越権行為だ」　と非難されると

　　　　　今度は　「引き返しは機長がやったことだ」　と責任転嫁した。

　　　　　さらに9日には批判を受けてサービス・ホテル担当の役員の職

　　　　　務から外れることを発表したが、副社長職自体は続けるという

　　　　　往生際の悪さに批判は大きくなるばかりで、結局、翌10日に副

　　　　　社長職も辞任した。

　　　　　在韓ジャーナリストの藤原修平氏がこう語る。

　　　　　「昨年4月に韓国の大手鉄鋼会社ポスコの関連会社役員が大韓

　　　　　航空機内で暴力事件を起こしました。その際に趙氏は、　『乗務

　　　　　員の営業妨害を処罰できる法を整えるべきだ』　と発言していま

　　　　　したが、今度は自身が航空法違反、強要容疑などで起訴される

　　　　　見通しです」

　　　　　もっとも、サムスンの李健熙会長のように有罪になっても財閥の

　　　　　力で恩赦となり会社に戻ってくるケースは珍しくない。　「ほとぼり

　　　　　が冷めた頃には、何事もなかったように副社長にリターンする」

　　　　　可能性が高い。そういうお国柄でもある・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


というものである。

幼い頃から苦労らしい苦労とは無縁。ほとんど勉強もせず学校も特別枠

でエスカレーター式。親の敷いたレールの上をただ歩いただけで社会人

になってもワガママ放題やりたい放題。極めてキレやすい性格なども含

めて、どこかの国の　「ボクちゃん首相」　と激似していることに否応なく気

づいてしまう。それゆえ、　「ほとぼりが冷めた頃には、何事もなったよう

に　『副社長にリターン』　」　することになっても、これまた　「前代未聞の

赤っ恥で無責任の極み　『突然政権投げ出し辞任』　からわずか５年ほど

で　『ほとぼりが冷めた』　とばかり何事もなかったように首相にリターンし

た」　ボクちゃん首相の例から全く違和感を抱かない、かもしれない。

先の総選挙ではその　「ボクちゃん首相」　を筆頭に、つい先般、　（いか

にも）　神妙な面持ち “風”　を見せて辞任したばかりの前女性大臣など、

政権与党の大半の当選者はいわゆる　“三バン”　（地盤・看板・カバン）

を当然のようにそのまま引き継いだ　「世襲」　で圧倒的な大量票を得た

ばかり。

韓国が　「財閥」　「経済界」　に関して上記記事にある　「そういうお国

柄」　というのであれば、日本はことに　「政治」　「政界」　においてそっ

くりそのまま前時代的　「そういうお国柄」　である。


大変なイタズラをしても、　「ほとぼりが
冷める前に何事もなかったような態度」
をとる！？　　　　　　　　　　　　こじろう